ウッドデッキ勉強してます

ーーー社長のつぶやきーーー


当店は木材販売・リフォーム・不動産を手かげている。

先日、横須賀の池田町にお住まいの方を部下と訪れたのは、

本業である木材販売部としての業務です。


弊社のホームページにウッドデッキや木塀を載せているのは、

専門業者に依頼してウッドデッキを作る人が多くいる一方、

個人でも作成する人が増えたのも一因です。


そのお客様は、ウッドデッキを作る目的で材料を探して

ホームセンターを数ヵ所訪れた後、当店のホームページを見たとのこと。


施主様の要望に合わせて、当店は単価表を作成して、

コスト・品質・耐久性など多岐に渡り話し合いを繰り返し、

最終的に国産材の杉を採用して頂きました。


今回採用されたデッキ材は九州の宮崎の耐久性のある赤身を使い、

しかも芯まで無臭、やさしい液を注入した飫肥杉と言うものです。


ウッドショックのため、数あるデッキ材は単価・納期・寸法などに

安泰性を欠いている状況ですが、

この飫肥杉は輸入材に対抗するためのものではなく、

国産材で安定した、品質・納期・寸法・選択が容易等に優れた商品となっていると思います。



次に施主様のデッキ材の概要は、

1階の庭に奥行2m間口3.0m高さ1mの面積で一般的な広さです。

設置場所を訪問してみると、左の柱が不安定でした。

基礎は化粧ブロックですが、化粧ブロックの中に入っている鉄筋の場所によっては、

材木で土台を入れたほうがいいのではないかと、思っていましたが、

施主様が独自に金物で工夫して固定しているのを見て、私も大変勉強になりました。


他には、床板の厚みを40mmにしていたのはいいが、

根太巾の間隔が1700mmあり、多少たわみが出ていたので、

根太巾を最大900mmにするように提案しました。

再度考えてみて600mm以下を薦めたいです。

ただ、既に出来上がっている頃なので、完成後にお話を伺いたいと思います。


この施主様との触れ合いのおかげで当店は一般消費者とのつながりを

より大切にしたく思い、無料・有料の工具の貸し出し(丸ノコ・電動ドライバーなど)を

始めました。


施主訪問によって学習した新発見や、現場事実を知った知識は蓄積されつつあります。

最後に一言。定期的な防腐処理の塗装は材質に関わらず必要です。


材木をご購入のお客様に機材の貸し出しを始めました。ご相談ください。

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